キャブの喉に巣食ったあげく命まで奪った
謎のエイリアン。
今日、その正体が明らかになりました。
生前は麻酔NGだったため外側の細胞診しかできず、
正確な病態の把握には至らなかったのですが、
亡くなった直後に喉内部の腫瘍組織を採取して、
専門の検査機関で調べていただいた結果、
やはり・・・ガンでした。
組織学的な悪性度が高い、扁平上皮癌。
心臓のほうは手術の甲斐あって
まだなんとか頑張ってくれていただけに、
残念というか・・・もう悔しくってたまりません。
実は、あの日。
呼吸が止まったキャブを抱えて病院に駆け込んだ時、
先生はすぐに蘇生措置を施そうとして下さったのですが、
人工呼吸の管が喉に入らず、無理でした。
私も覗かせてもらったところ、
喉の中いっぱいに膨らんだ腫瘍を見て、愕然・・・
それじゃあ、まともに咳やアクビができなかったのも当然です。
キャブちん。
苦しかったよね、痛かったよね、辛かったよね。
それなのに私ときたら、
あれ食べろ ! これ食べろ ! もっと食べろ ! って・・・
おまけに無理やり流動食を注入したりして・・・
キャブが衰弱しないように必死でしたし、
他に方法があったのか考えても正解は分かりませんけれど、
キャブの苦痛を長引かせてしまったのは事実です。
いつか天国に行くことができたら、
そしてCC達と再会することができたら、
気の済むまでブン殴ってもらおうと思います。
それでもいいから、会いたいよ。
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キャブのことを綴って下さった皆さまへ。
温かいメッセージを拝見して、胸がいっぱいになりました。
本来なら、お一人お一人に感謝の気持ちをお伝えするべきところですが、
ごめんなさい・・・この場を借りて心からお礼申し上げます。
本当に本当に、どうもありがとうございました。