キャブちん、おはよ。
では、お言葉に甘えて心拍数チェック ! 調子どぅ ?
あのねぇ、今日は心臓の精密検査デーだから、
残念ながら朝ゴハン食べられないのヨ。
そんな空腹モード炸裂のキャブを連れて、
検査のために病院へ。
3時間ほど預けたあと、お昼ごろ迎えに行きました。
検査結果は・・・
う~~~ん、まぁ仕方がないかなぁ。
肺水腫と心房細動を経験していますからね。
心臓がヘタってきていても当然っちゃ~当然かもしれません。
でも現状ではそれなりに安定しているようです。
というわけで、
帰宅後、ちょっと遅めの大盛りランチ。
これからも美味しくて楽しい犬生でありますように。
一日でも長く・・・。
【 検査結果 】
1月の下旬以来、7ヶ月ぶりの検査でした。
≪ レントゲン ≫
心臓全体のサイズは 正面84 / 横12.1 ( 1月:76 / 11.4 )
横の標準が10.5なので、かなり肥大が進んでいます。
≪ 超音波 ≫
左心房の直径は 3.5cm ( 1月:3.0cm )
左心房の対大動脈比率は 2.4倍 ( 1月:約2倍 )
僧房弁の逆流速度は秒速 4.45m ( 1月:5.4m )
収縮率FSは 50% ( 1月:60% )
収縮機能がだいぶ衰えてきました。
ピモベンダン(心臓の収縮率を高めるとともに肺の血管を拡張する薬)を
今までの1.5倍に増量して(0.2mg⇒0.3mg)投与。
代わりにラシックス(強い利尿剤)を一日おきに減らします。
三尖弁の逆流も見つかりました。
今の逆流速度は225ですが、250を超えると、
右心室不全や肺高血圧などを引き起こし、腹水が溜まったりします。
逆に肺水腫を発症することがなくなり、犬にとっては楽かもしれません。
ただし、それは病状の進行を意味します。
≪ 心電図 ≫
脈拍は 138
立て続けに速い不整脈が起きている瞬間は、
左心房が1回しか収縮していない可能性があるそうです。
( 通常は、左心房2回-左心室1回のリズム。)
≪ 血圧 ≫
何回か計測して、上が132~147でした。
利尿剤を服用しているため、以前よりも若干低めです。
≪ 血液検査 ≫
ほぼ基準値内。
肺の炎症も腎機能の異常もありません。
カリウムのみ3.4(3.8~5.0)ですが、利尿剤の影響かと思われます。
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全ての数値がことごとく悪化していました。
犬種がキャバリアじゃなければ、相当ダメージが大きいだろうと・・・。
ただ、主治医の目から見てもキャブの様態は元気だそうです。
心臓病が宿命ともいわれるキャバリアの底力でしょうか。
治る見込みがないのなら、
なんとかここで踏み止まってほしい。