大変ご無沙汰様でございました。
本当はキャブの病状が安定してから
ブログを更新するつもりだったのですが・・・
今回の心房細動はしぶといっ !
あれやこれや手を尽くしているにもかかわらず、
未だに不規則なドキドキが治まりません。
いっぽう長患い中の尿路結石症。
細菌薬剤感受性検査の結果、
想定外のトンデモナイ事実が判明しまして・・・
心房細動より結石のほうが致命的かも !? と、
一時は絶望の淵に追い詰められたりもしたのですが、
( ↑ ワタクシわりと大げさなので、話半分でヨロシク。)
でも、どーにかこーにか、
チッコ騒動に関してはケリがつきそうな段階まで漕ぎ着けました。
まだまだ心配は尽きませんけれど、
今のところ普段通りマイペースでのんびり過ごしているキャブ。
毎日、軽く散歩にも出ていますよ。
この夏を乗り切ったら、
心房細動も落ち着いてくれるといいなぁ。
= 忘備録 =
≪心房細動≫
本来、心房細動は、
ひとたび発症すると元には戻らないそうですが、
キャブの場合、過去4回のいずれも、
投薬治療で奇跡的に(?)脈拍が改善していました。
なのに今回は、
ジギタリスもベータブロッカーも劇的な効果がなく、
心電図で一旦は再現しかけたP波まで完全に消滅・・・
今まで何度も心房細動を克服してきただけに、
どうしてもその奇跡に期待したくなりますけれど、
このまま不整脈が治らないことも覚悟しなければいけません。
最初のジギタリスで頻脈はいくぶん緩和したものの、
現在、家で安静にしている時の心拍数は100~120。
心臓病を患っているキャバリアとしては、
特に驚くような数値ではないらしいのですが、
もともとキャブの心拍は除脈並みにゆっくりペースでしたから、
元気そうに見えて、実は動悸や不快感を自覚しているのかも・・・
なんて考えちゃうと、ちょっと切ない。
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ジギタリス中止後、ベータブロッカー増量。
朝1回⇒朝晩1回ずつの服用に変更。
心房細動は血栓ができやすくなるため、
10日前にペルサンチンを再開。
心臓の負担を軽減するべく、
今週からアムロジン(カルシウムチャネルブロッカー)も復活。
心臓関係では他に、ベトメディンを継続中。
≪尿路結石≫
あまりにも治らなすぎるため、
キャブのオシッコと抗生物質の相性を検査してもらいました。
するとっ・・・
10種類の抗生物質のうち、
なんと9種類に耐性菌が検出されたのです。
その時に服用していたバイトリルも然り。
嘔吐や食欲不振は結局バイトリルの影響でしたけれど、
効かないくせに副作用はあるなんて・・・最悪。
そういう初めて処方された抗生物質までNGでしたから、
おそらく手術の際にがっつり使われていたのでしょう。
あとは、同居の飼い主が使う薬剤に反応してしまうことも
決して少なくないのだそうです。
抗生物質って、ほんとオソロシイ。
そんなわけで、
キャブのブドウ球菌に勝てる可能性があるのは、
ドキシサイクリン1種類のみだと判明しました。
主治医は抗生物質の扱いに慎重なだけに、
これはちょっとヤバいぞ・・・と。
もしドキシが効かなければ、
まさか !? キャブは尿石症で死んじゃうかもぉぉぉ !?
みたいな状況だったのですが、
幸いドキシ系のビブラマイシンが有効に作用してくれて、
ようやく結晶も菌も消滅しました。
とにかくもう、耐性ができないよう祈るばかりです。
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バイトリル中止後、ビブラマイシン開始。
菌の減少を確認したところで、朝1錠⇒朝晩1錠ずつに増量。
食事療法 : pHコントロール50%・シニアフード50%
エクセラーゼ(消化酵素複合剤)1日2回